腰痛専門 m's整体院

Cases 腰痛ブログ

2025.12.08

腰痛は冷やす?温める?

愛媛県松山市唯一の腰痛・坐骨神経痛専門整体院
腰痛専門 m’s整体院


正しい対処法を愛媛県松山市の整体院が解説|坐骨神経痛にも共通する知識


「腰痛になった時、冷やすべき?それとも温めるべき?」


これは、愛媛県松山市の当整体院によく寄せられる質問です。腰痛や坐骨神経痛で悩む多くの方が、この疑問を抱えています。


今日は、この「冷やすか温めるか問題」について、私の考えをはっきりとお伝えします。


結論:何があっても温めることはしない


私の意見は明確です。腰痛になった時、何があっても温めることはしません。


なぜか?それは、痛みのメカニズムを理解すれば明白です。


痛み=炎症である


まず理解していただきたいのは、「痛み=炎症」であるということです。


腰痛があるということは、その部位で炎症が起きているということ。炎症とは、組織が傷ついたり刺激を受けたりした時の体の反応で、熱を持ち、腫れ、痛みを伴います。


では、炎症があるところに温めるとどうなるでしょうか?


答えは一目瞭然です。炎症はさらに悪化します。


温めると炎症が悪化する理由


炎症部位を温めると、血管が拡張し、血流が増加します。一見良さそうに聞こえますが、炎症が起きている状態では逆効果です。


血流が増えることで、炎症反応がさらに活発になり、腫れや痛みが増してしまうのです。これは、捻挫した足首を温めると腫れが増すのと同じメカニズムです。


「慢性的な腰痛は温める」は間違い


よく言われるのが、「急性の痛みは冷やす、慢性の痛みは温める」という定説です。


しかし、この考え方には大きな落とし穴があります。


慢性的に痛い腰痛も、痛みがある限り炎症が続いているということです。急性か慢性かは関係ありません。炎症がある以上、温めることは悪化につながります。


慢性腰痛を温めて一時的に楽になる理由


「でも、お風呂に入ると腰が楽になるんですけど?」という声が聞こえてきそうです。


確かに、温めると一時的に楽に感じることがあります。これは、温熱刺激によって痛みの感覚が一時的にマスキング(覆い隠される)されるためです。


しかし、これは痛みが治っているわけではありません。むしろ、その後炎症が悪化し、翌日痛みが増すことも珍しくありません。


松山市で腰痛・坐骨神経痛にお悩みの方へ


愛媛県松山市で慢性的な腰痛や坐骨神経痛に悩んでいる方、温めることで症状を悪化させている可能性があります。


ホットパック、電気毛布、カイロを腰に当てる…こういった習慣がある方は、今すぐ見直してください。


冷やすに関しては「時と場合による」


では、冷やすのはどうでしょうか?


冷やすことに関しては、時と場合によるので、一概に「冷やせば良い」とも言えません。


急性の炎症(ギックリ腰など)→冷やすことで炎症を抑える効果あり
慢性的な痛み→冷やしすぎると血流が悪化し、回復が遅れることも
冷やすタイミング、時間、方法など、適切な判断が必要です。詳しくは専門家にご相談ください。


湿布の「冷」と「温」の真実


ちなみに、市販の湿布には「冷感湿布」と「温感湿布」がありますが、実はこれらは冷やしてもいないし、温めてもいません。


冷感湿布のスースーする感覚は、メントールなどの成分による「冷たく感じる」だけで、実際に組織を冷やしているわけではありません。


温感湿布も同様に、トウガラシエキスなどで「温かく感じる」だけです。


つまり、どちらも「気休め」程度の効果しかありません。貼るなら構いませんが、過度な期待は禁物です。


また、湿布でかぶれる方も多いので、注意が必要です。特に長時間の使用や、同じ場所に繰り返し貼ることは避けてください。


正しい知識で腰痛に対処する


腰痛への対処法は、インターネットや口コミでたくさんの情報が溢れています。しかし、その中には間違った情報も少なくありません。


「慢性腰痛は温める」という定説も、そのひとつです。


正しい知識を持って対処することが、早期改善への第一歩です。


愛媛県松山市の腰痛・坐骨神経痛専門整体院


当整体院では、腰痛や坐骨神経痛の根本原因を特定し、適切な施術と正しい知識の提供を行っています。


「温めてもいいのか?」 「冷やすべきなのか?」 「どんなセルフケアをすれば良いのか?」


こうした疑問にも、一人ひとりの状態に合わせて丁寧にお答えします。


松山市で腰痛・坐骨神経痛にお悩みの方、間違った対処法で症状を悪化させる前に、ぜひ一度ご相談ください。


正しい知識と適切な施術で、根本からの改善を目指しましょう。
カテゴリ:腰痛ブログ