腰痛専門 m's整体院

Cases 腰痛ブログ

2025.10.20

天気、気圧による痛み

愛媛県松山市唯一の腰痛専門整体院
腰痛専門 m’s整体院


慢性腰痛と天気の関係:気圧説を否定する理由と根本的な腰痛改善法
天気が悪くて腰痛が悪化するのは本当なのか?整体師が考える真の原因
「雨が降る前から腰が痛くなる」「台風の時期はぎっくり腰になりやすい」「天気予報より正確に体調の変化がわかる」…こんな経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?


あるドクターが書いている記事によると、天気による痛みの原因は気圧の変化によって「自律神経」が乱れ交感神経が優位になり血管が収縮され血流不足になるからそうです。


言わんとすることは分かるのですが、僕は天気による痛みは否定派です。


今回は、なぜ気圧説に疑問を持つのか、そして慢性腰痛の真の原因と根本的な腰痛改善法について詳しく解説します。


一般的な「気圧説」の問題点
従来の説明では説明できない矛盾
多くの医師が提唱する「気圧変化→自律神経の乱れ→血管収縮→痛み悪化」という説明には、重要な疑問があります


なぜ同じ気圧変化でも、痛む人と痛まない人がいるのか?
飛行機での大きな気圧変化で必ずしも痛みが生じないのはなぜか?
体調の良い時期は天気の影響を受けにくいのはなぜか?
これらの疑問に対して、気圧説だけでは十分な説明ができません。


自律神経の解剖学的事実
そもそも自律神経って首から骨盤の背骨周辺にあって
天気と腰痛の関係を理解するには、自律神経の正しい位置を知ることが重要です。


自律神経の配置:

交感神経: 胸椎・腰椎(T1〜L2)から出て、背骨の両側に配列
副交感神経: 脳神経と仙椎(S2〜S4)から出る
神経の通り道: 首から骨盤まで、背骨周辺を通って全身に分布
自律神経が乱れている方のほとんどが首、肩、背中の筋肉がガチガチです
これは臨床現場で確実に観察される現象です。自律神経の不調を訴える患者さんの多くに、背骨周辺の筋肉硬化が見られます。


天気と腰痛の真のメカニズム
まとめると背骨周辺の筋肉が凝っているから自律神経が乱れる→自律神経が乱れるから天気に左右される→その結果、腰痛が出る


正しいメカニズムの流れ

筋肉の凝り

自律神経圧迫

気圧変化への過敏性

腰痛悪化


段階別の説明:

第1段階:筋肉の凝りによる神経圧迫 デスクワーク、ストレス、胃腸疲労などにより背骨周辺の筋肉が慢性的に緊張し、自律神経の通り道が物理的に圧迫されます。

第2段階:自律神経機能の低下 神経圧迫により、血管の拡張・収縮をコントロールする機能が低下します。

第3段階:外部刺激への過敏化 自律神経機能が低下した状態では、通常なら問題ない程度の気圧変化でも過剰な反応を示すようになります。

第4段階:症状の顕在化 気圧変化により交感神経が過度に刺激され、血管収縮、筋肉緊張の増悪、炎症反応の促進が起こり、腰痛が悪化します。


根本的な解決策
なので気圧うんぬんを気にするよりもまずは自律神経がある背骨周辺の首、肩、背中の筋肉をほぐすべきです


3段階の筋肉ほぐしプログラム


第1段階:首周辺のリリース(1〜2週間)

首の左右倒し:各30秒×2回
首回し:ゆっくり各方向5回
後頭部の軽いマッサージ


第2段階:肩・背中の緊張緩和(2〜4週間)

肩回し:前後各10回×3セット
肩甲骨寄せ:10回×3セット
胸椎のひねり運動:各方向10回


第3段階:全身調整(4〜8週間)

深層筋トレーニング
正しい姿勢の習得
継続的なメンテナンス


日常でできる簡単ケア:

1時間ごとの首回し・肩回し
深呼吸(4秒吸って8秒で吐く×5回)
デスクでの胸椎ストレッチ
改善効果の実感時期
1〜2週間: 首肩の軽さ、睡眠の質向上
3〜4週間: 天気による体調変化の軽減
2〜3ヶ月: 腰痛の根本的改善、天気への依存度低下


まとめ
慢性腰痛と天気の関係において重要なのは、気圧そのものではなく、気圧変化に過敏に反応してしまう体の状態です。この過敏性の根本原因は、背骨周辺の筋肉の凝りによる自律神経機能の低下にあります。


天気に左右されない健康な体を作るために、今日から背骨周辺の筋肉ケアを始めてみませんか?


専門的なサポートをお求めの方へ
自律神経調整を含めた総合的な腰痛治療をご希望の方は、腰痛専門の当院までお気軽にご相談ください。
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2025.10.19

食事の摂り方と腰痛

愛媛県松山市唯一の腰痛専門整体院
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慢性腰痛と胃腸不調の方必見:食事の摂り方を見直せば腰痛改善につながる
腰痛で何年も悩んでいる人で加えて胃腸の調子も良くない人は食事の摂り方も見直しが必要です
「何年も慢性腰痛に悩んでいる」「胃もたれや便秘もある」「治療を受けても根本的に改善しない」…そんなお悩みはありませんか?


以前お話しした通り、胃腸の疲労は首・肩・背中の筋肉を硬くし、最終的に腰痛を引き起こします。特に胃腸の調子も悪い方は、食事の摂り方が腰痛を長引かせている可能性が高いのです。


腰痛を悪化させる4つの危険な食習慣


その中でも特に注意が必要な習慣


①辛いものをよく食べる 辛い食べ物は胃粘膜を刺激し、胃酸を過剰分泌させます。胃腸への負担が自律神経を乱し、背中から腰部の筋肉緊張を引き起こします。週1〜2回程度に控え、生姜やハーブで風味付けしましょう。


②コーヒー(カフェイン)摂取が多い人 カフェインは胃酸分泌を促進し、交感神経を過度に刺激して全身の筋肉を緊張させます。また利尿作用により脱水状態となり、血行不良から腰痛が悪化します。1日1〜2杯に制限し、午後はハーブティーや白湯に変更しましょう。


③食べ過ぎている人
3食きっちり食べる
おやつ食べる
お腹が空かなくても時間が来たら食べる
胃腸が休む時間がないと消化不良を起こし、腸内環境が悪化。全身の炎症レベルが上昇し、慢性腰痛を悪化させます。腹八分目を心がけ、空腹を感じてから食べる習慣を身につけましょう。


④水分摂取が少ない人 水分不足は便秘を引き起こし、腹部圧迫により腰への負担が増大します。また血液粘度が高まり、筋肉への酸素供給が不足して凝りや痛みが悪化します。1日1.5〜2リットルを目安に、こまめに水分補給しましょう。


改善への具体的ステップ
これらの習慣がある人は見直してみてください


今日からできる改善法:

辛い食べ物を週1〜2回まで
コーヒーを1日1〜2杯に制限
間食を半分に減らす
水分摂取を1日1.5〜2リットルに
胃腸と腰痛の改善メカニズム: 食事改善→胃腸機能回復→自律神経調整→筋肉緊張緩和→腰痛軽減


継続の重要性と効果実感
最低でも一週間は継続が必要です


効果実感の目安:

3〜5日: 胃腸の調子改善、便通の変化
1〜2週間: 全身の軽さ、睡眠の質向上
3〜4週間: 腰痛の明確な軽減


まとめ
これを改善するだけでも痛みの緩和に繋がりますので試してみてください
慢性腰痛の根本改善には、痛い部分への治療だけでなく、体の内側からのアプローチが重要です。胃腸の健康を取り戻すことで、自然治癒力を高め、腰痛改善につなげましょう。


専門的なサポートをお求めの方へ
食事指導を含めた総合的な腰痛治療をご希望の方は、腰痛専門の当院までお気軽にご相談ください。
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2025.10.18

歩くと痛い腰痛

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慢性腰痛の意外な原因:歩くと腰が痛い理由と根本的な腰痛改善法
歩き始めは痛くないけど歩き続けると腰が痛い…なぜ?
「ウォーキングを始めると最初は大丈夫だが、だんだん腰が重くなる」「長距離を歩くと腰が痛くてたまらない」「歩き方が悪いのかと心配」…そんなお悩みはありませんか?


こんな悩みの皆様、歩き方が悪いわけではないのでご安心ください。


実は、歩行時の腰痛には意外な原因があるのです。


真の原因は「肩甲骨の硬さ」
歩き始めに腰痛が出る原因は肩甲骨の動きが硬いからです
多くの方が「歩き方が悪い」「足の筋力不足」だと考えがちですが、実際の原因は上半身にあります。


肩甲骨や首の筋肉が硬い状態で足を前に出そうと頑張って歩くと、腰の筋肉が引っ張られて痛みが出ます。


肩甲骨と股関節の連動システム
上半身の中でも肩甲骨は股関節と動きが連動することでスムーズに歩けます
人間の歩行は複雑な連動システムで成り立っています。


正常な歩行パターン:

右足前進時:左肩甲骨が前方移動
左足前進時:右肩甲骨が前方移動
この連動により腰椎への負担が最小限に


異常な歩行パターン: 肩甲骨が硬いとその連動がうまくできず腰痛を引き起こします。


肩甲骨の可動域制限→上下肢の連動不全→腰部の過度な代償動作→腰痛発症


根本的な解決策
なので首や肩甲骨をほぐした状態でウォーキングを行えば痛みは出ません


歩行前の準備運動(5分):

首のほぐし:

首の左右倒し:各30秒×2回
首回し:ゆっくり各方向5回


肩甲骨のほぐし:

肩回し:前後各10回
肩甲骨寄せ:10回×3セット
効果的な歩き方のコツ
歩くときは手を前後に大きく振って歩くことで肩甲骨がよく動くようになるので、ダイナミックに大きく動かすことを心がけてみてください


正しい歩行フォーム:

腕振り: 肘を90度に曲げ、前後に大きく振る
肩甲骨: 腕振りに連動して大きく動かす
姿勢: 背筋を伸ばし、目線は前方


デスクワーカーの方へ: 1時間ごとに立ち上がり、肩甲骨回しや胸を張る運動を取り入れましょう。

改善効果の実感時期
1〜2週間: 肩甲骨周辺の動きがスムーズに
3〜4週間: 歩行時の腰痛軽減を実感
2〜3ヶ月: 痛みのない快適な歩行を習得


まとめ
歩行時の腰痛は歩き方の問題ではなく、肩甲骨の硬さが根本原因です。首と肩甲骨をほぐし、正しい腕振りを意識することで、痛みのない快適なウォーキングが可能になります。

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歩行指導を含めた総合的な腰痛治療をご希望の方は、腰痛専門の当院までお気軽にご相談ください。
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2025.10.17

人は何度も同じ過ちを繰り返す

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慢性腰痛から本気で卒業したい人へ:10年後20年後に後悔しないための今の選択

自分の体にちゃんと向き合って

「今度こそ絶対に治す!」と決意したはずなのに、痛みが引くとまた元の生活に戻ってしまう…そんな経験はありませんか?


10年後20年後に後悔したくないのであれば、今からセルフケア、セルフメンテナンスを行ってください。


痛い目に遭って初めて気づく現実
こんな経験はありませんか?
急激な痛みで大事な仕事に行けなくなった
ギックリ腰で楽しみの旅行に行けなかった
大事な大会に出場できなかった
こんな時になると「もう、これからは絶対腰痛を治し切る‼︎」って最初は意気込んでいるけど、痛みが無くなったら体の事はほったらかしてメンテナンスもしない


これが多くの人が陥る危険なパターンです。


「今はまだ大丈夫」の落とし穴
「今はまだ大丈夫、なんとかなる」とか思ってるそこのあなた
この考えが最も危険です。


体は確実に変化しています:

筋力は年1〜2%ずつ低下
回復力は年々低下
関節の可動域は徐々に制限
10年後の2つの未来:


今行動する人:

痛みのない快適な生活
趣味やスポーツを継続
仕事のパフォーマンス維持


行動しない人:

慢性的な痛みとの戦い
活動制限による生活の質低下
後悔と諦めの日々
今日から始める実践プラン
正しい情報を取得して正しい行動をとっていけば腰痛は改善するし、ならない


毎日のミニ習慣(15分):

首肩ほぐし5分: 首の左右倒し各30秒、肩回し各10回
10分ウォーキング: 通勤や買い物でOK
入浴: 就寝2時間前に38〜40℃で15分
食事: 腹八分目、油もの控える


週・月のメンテナンス:

週1回: 30分のストレッチ
月1回: 姿勢チェックと専門ケア
改善効果の実感
1〜2週間: 日常動作の改善
1〜2ヶ月: 痛みの明確な軽減
3〜6ヶ月: 根本的な体質改善


まとめ
マジで自分の体に本気で向き合ってください
今この瞬間の選択が、10年後20年後のあなたの人生を決めます。


痛みが引いた今だからこそ、本気で体と向き合い、継続的なメンテナンスを始めませんか?

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2025.10.16

何年も治療に通っているけど…

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慢性腰痛が治らない本当の理由:何年通っても改善しない方への重要メッセージ
整骨院や鍼や病院のリハビリに何年も通ってはいるけど…
なかなか腰痛が治らなくてガチで悩んでいる方に、めちゃくちゃ重要な話をします。


「3年通っているが変わらない」「効果を感じない」「なぜ私だけ治らないのか」…そんな思いを抱えていませんか?


なぜ腰痛が治らないのか?
間違った治療を受けていませんか?
治療に行くけど以下のような治療ばかり受けていませんか?


腰や臀部周辺の治療のみ
腰や足のストレッチのみ
全身をサラッともみほぐされるだけ
特殊な電気を当てられるだけ
これで腰痛は絶対に治りません。


腰痛の真実を知ってください
痛みがあるのは「結果」で腰痛は痛いところに「原因」はありません
多くの治療院が見落としている重要な事実があります。


腰痛のメカニズム:

首・肩甲骨の筋肉硬化

筋膜の牽引

腰部への負荷

腰痛発症

腰は被害者、首と肩甲骨が加害者なのです。


根本原因は「首と肩甲骨」
本当に治すべきは「首と肩甲骨」の筋肉です
首と肩甲骨の筋肉が腰の筋肉を引っ張って腰痛を引き起こしています。


なぜ首と肩甲骨が腰痛を引き起こすのか:

長時間のデスクワークで首・肩甲骨が硬化
筋膜の連続性により腰部の筋肉が引っ張られる
腰椎への負担が増大し慢性痛が発症
姿勢悪化でさらに負担が増加する悪循環
正しい治療の順序


3段階の根本治療:

第1段階:首の治療(1〜2週間)

後頭下筋群のリリース
胸鎖乳突筋の調整


第2段階:肩甲骨の治療(2〜4週間)

僧帽筋上部の緊張緩和
肩甲骨の可動性回復


第3段階:全身調整(4〜8週間)

正しい動作パターンの習得
再発予防の体づくり
改善効果の目安
1〜2週間: 首肩の軽さを実感
3〜4週間: 腰の負担軽減を感じる
2〜3ヶ月: 根本的な腰痛改善


まとめ
これが分かれば腰痛は治ります。


何年も治療に通っても改善しない慢性腰痛には、必ず理由があります。痛いところではなく、原因である「首と肩甲骨」にアプローチすることで、長年の悩みから解放される可能性があります。


専門的なサポートをお求めの方へ
首・肩甲骨から根本改善する腰痛治療をご希望の方は、腰痛専門の当院までお気軽にご相談ください。
カテゴリ:腰痛ブログ