腰痛専門 m's整体院

Cases 腰痛ブログ

2025.11.16

腰椎分離症の真実

愛媛県松山市唯一の腰痛・坐骨神経痛専門整体院
腰痛専門 m’s整体院


松山で腰痛・坐骨神経痛にお悩みの方へ:腰椎分離症について整体師が伝える希望のメッセージ
スポーツ少年少女の夢を諦めさせない腰椎分離症の真実
「息子が腰椎分離症と診断されました」「娘が整形外科で『スポーツを控えるように』と言われました」「坐骨神経痛の原因が分離症だと言われ不安です」…愛媛・松山でスポーツをする子どもを持つ保護者の方から、こんなご相談をよくいただきます。


腰椎分離症について、整体の専門家として正確な情報と希望のメッセージをお伝えします。


腰椎分離症に関する3つの医学的事実

①骨の癒合の見込みがあるかどうかの判定は困難なことがある
腰椎分離症の診断において、画像診断だけで骨癒合の可能性を正確に判断することは実際には非常に困難です。


診断の限界:

レントゲンでは初期の分離は発見されにくい
MRIでも炎症の程度と癒合能力の関係は複雑
CTでも微細な修復過程は判断困難
個人の治癒能力には大きな差がある


②1ヶ月以上前に発症したと思われるものは、骨癒合にこだわらない。なぜならば、コルセット固定などを行っても思うように骨癒合しないから
この医学的見解は治療方針において重要なポイントです。従来の治療の限界:


長期間のコルセット固定でも確実な骨癒合は期待できない
安静期間の延長は筋力低下と運動能力の低下を招く
心理的なストレスと将来への不安を増大させる
むしろ機能回復に焦点を当てるべき時期
③骨癒合していなくても、それほど強い機能障害が残るわけではなく、筋力などが適正であれば普通にスポーツもできる
これが最も重要で希望に満ちた医学的事実です。


機能的な観点の重要性:

骨癒合の有無と症状の強さは必ずしも相関しない
適切な筋力と動作パターンがあれば日常生活に支障はない
多くのプロスポーツ選手も分離症を抱えながら活躍している
機能的な改善が最も重要な治療目標
現実に起きている悲劇


しかし…スポーツをしている少年少女たちは整形外科で分離症と診断されて、まともな治療を受けられずにスポーツを断念しなければならない子もいます


愛媛・松山でも残念ながら以下のような現実があります:

不適切な対応の例:

「骨がくっつかないからスポーツはやめなさい」
「コルセットをして安静にするしかない」
「手術以外に方法はない」
「一生付き合っていくしかない」
これらの対応により:


将来有望な選手が競技を断念
子どもの心に深い傷と諦めが生まれる
家族全体が絶望感に包まれる
スポーツへの情熱が失われる
希望の断言:改善は必ず可能です
腰椎分離症は正しい治療とケアができれば改善できると断言しています
松山での整体臨床経験から、多くの腰椎分離症の子どもたちが競技復帰を果たしています。


根本改善への3つの柱:

①筋肉・筋膜の機能回復

分離した部分を補うために過度に緊張している筋肉(特に首、肩、背中)の調整
硬くなった筋膜をリリースし、体の連動性を回復
全身のバランスを整え、腰部への負担を軽減


②体幹安定化システムの再構築

深層筋(腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群)の協調性向上
骨が不安定でも腰部を安定させる「天然のコルセット」機能の強化
段階的な負荷増加による安全な筋力向上


③正しい動作パターンの習得

スポーツ特有の動作における腰部負担の軽減技術
股関節と胸椎の可動性改善による腰椎への負荷分散
競技復帰に向けた段階的な動作練習プログラム
段階的復帰プログラムの実際


第1段階:痛みの軽減と基礎機能回復(2〜4週間)

痛みを誘発する動作の回避(過伸展・回旋制限)
基本的な体幹安定化エクササイズ(ドローイン、軽いプランク)
首・肩甲骨周辺の筋膜調整


第2段階:機能的動作の獲得(4〜8週間)

より複雑な体幹トレーニング(サイドプランク、デッドバグ)
股関節可動域の改善と筋力強化
スポーツ特異的動作の分解練習


第3段階:競技復帰準備(8〜12週間)

無痛での基本動作確認(前屈・後屈・ジャンプ・方向転換)
競技特有動作の段階的負荷増加
心理的準備とコンディション管理


成功事例
中学生男子(野球、松山市在住)

診断:腰椎分離症、医師から「野球は諦めるように」
症状:投球時とバッティング時の腰痛
アプローチ:体幹強化+投球フォーム修正+整体による筋膜調整
結果:3ヶ月で競技復帰、現在高校でもエースとして活躍中


高校生女子(バレーボール、愛媛県内在住)

診断:腰椎分離症、6ヶ月間の運動禁止指示
症状:スパイク動作とサーブ時の激痛
アプローチ:段階的復帰プログラム+ジャンプ動作の再教育
結果:2ヶ月で部活復帰、県大会でベストスパイカー賞受賞


これらの選手たちは皆、骨癒合に関係なく競技を続けています。


「腰椎ヘルニア」も同様の考えです
ちなみに「腰椎ヘルニア」も同様の考えです
腰椎椎間板ヘルニアについても、構造的な異常と症状の関係は複雑で、多くの場合は機能改善により症状の軽減が可能です。


共通する重要なポイント:

画像診断の結果と症状の強さは必ずしも比例しない
機能的な改善が最も重要な治療目標
適切な治療により競技復帰は十分可能
構造的変化があっても痛みのない生活は実現できる


保護者の方へのメッセージ
子どもの将来を諦める必要は全くありません


心構えとして

医師の診断は一つの意見として受け止め、セカンドオピニオンも検討
「骨の問題」ではなく「機能の問題」として捉える
子どもの夢と可能性を信じ続ける
段階的な改善プロセスを理解し、焦らずサポート


実践的なサポート:

適切な治療院や専門家を見つける
子どもの心理的ケアを重視する
学校や指導者との連携を図る
長期的視点で改善を見守る
重要な注意事項


以下の症状がある場合は緊急受診:

足の筋力低下や歩行困難の急速な進行
排尿・排便のコントロール異常
発熱を伴う腰痛
安静にしていても痛みが増悪する場合


※本記事は一般的な情報提供です。症状については必ず医師にご相談ください。


まとめ
愛媛・松山で腰椎分離症と診断されたスポーツ少年少女と保護者の皆様へ。診断されたからといって、すぐにスポーツを諦める必要は全くありません。


腰椎分離症は正しい治療とケアができれば改善できると断言しています。骨癒合にこだわるのではなく、機能的な改善に焦点を当てた治療により、多くの子どもたちが競技復帰を果たしています。


子どもたちの夢と可能性を信じ、希望を持って治療に取り組んでください。整体による機能改善アプローチで、きっと道は開けます。ちなみに「腰椎ヘルニア」も同様の考えです。
カテゴリ:腰痛ブログ