腰痛専門 m's整体院

Cases 腰痛ブログ

2025.11.12

乳製品のお話

愛媛県松山市唯一の腰痛・坐骨神経痛専門整体院
腰痛専門 m’s整体院


松山で腰痛・坐骨神経痛にお悩みの方へ:日本人の70~80%が該当する乳糖不耐症と整体による根本改善
お腹の調子が悪いと腰も痛い…その原因は乳糖不耐症かもしれません


「腰痛がなかなか改善しない」「坐骨神経痛のしびれが続く」「お腹の調子がいつも悪い」…愛媛・松山でこんなお悩みを抱えていませんか?


実は、毎日摂取している乳製品が、あなたの腰痛・坐骨神経痛と胃腸の不調の根本原因かもしれません。多くの日本人が気づいていない「乳糖不耐症」について、整体の専門家として詳しく解説します。


乳糖不耐症とは?
乳製品に含まれる乳糖(ラクトース)を分解する酵素「ラクターゼ」の分泌が不足することで起こる症状です


メカニズムの詳細:
乳糖は二糖類で、小腸でラクターゼ酵素により分解される必要がある
ラクターゼが不足すると、乳糖が未消化のまま大腸に到達
大腸で細菌により発酵し、ガスや有機酸が産生される
結果として腹部症状や全身の炎症反応が起こる


日本人の遺伝的特性
特に日本人を含むアジア人では乳糖不耐症の割合が高いことが知られています
驚くべき統計データ: 日本人の約70~80%が乳糖不耐症であると推定されています。これは成人になるにつれてラクターゼの分泌が減少する遺伝的特性が関与しています。


遺伝的背景の詳細: アジア人全般にラクターゼ持続性(ラクターゼが成人後も活発に働く遺伝形質)が低いため、乳糖不耐症になりやすいとされています。


つまり、日本人にとって乳製品の大量摂取は、遺伝的に「不自然」な行為である可能性が高いのです。


乳糖不耐症の症状
乳糖を含む乳製品を摂取後、以下のような症状が現れることがあります


消化器症状:

下痢:未消化の乳糖による浸透圧性下痢
腹痛や腹部膨満感(ゴロゴロ鳴る):腸内ガスの過剰産生
ガスが出やすい:細菌発酵による二酸化炭素やメタンの産生


全身への影響:

慢性的な疲労感
皮膚トラブル
関節や筋肉の痛み
腰痛・坐骨神経痛を含む痛みの慢性化
乳糖不耐症が腰痛・坐骨神経痛を引き起こす3つのメカニズム


腸内環境悪化が全身に波及する理由


今までの整体臨床経験から、胃腸の不調と腰痛・坐骨神経痛が同時に改善するケースを多く見てきました。

①腹部の緊張と姿勢の悪化 腹痛や腹部膨満感により、腹筋群や腸腰筋などの深部筋が緊張します。これにより骨盤の動きが制限され、姿勢が悪化することで腰部への負担が増大します。


②自律神経への負担 慢性的な胃腸症状により自律神経のバランスが乱れます。特に交感神経が優位になることで、全身の筋肉が緊張しやすくなり、腰部の血流悪化や凝りを引き起こします。


③炎症性物質の産生増加 腸内で産生された炎症性サイトカインが血流に入り、全身の炎症レベルを上昇させます。この慢性炎症が筋肉や神経の痛みを増悪させ、腰痛・坐骨神経痛の症状を悪化させる可能性があります。


避けるべき乳製品と隠れた乳成分
チーズやバターなども同様です。お腹の調子が悪い人は気をつけてください


主な乳製品:

牛乳、ヨーグルト
チーズ(特にフレッシュチーズ)
バター、生クリーム
アイスクリーム


隠れた乳製品:

パンやお菓子の原材料
カレールー、シチューの素
チョコレート、クッキー
加工食品の「乳成分」「ホエイ」表示
成分表示を必ず確認し、「乳成分」「乳糖」「ホエイ」「カゼイン」の記載があるものは避けましょう。


乳製品以外からのカルシウム摂取
乳製品以外からもカルシウムを摂取することが重要です
優秀なカルシウム源:

小魚、海藻(わかめ、ひじき)
緑黄色野菜(ブロッコリー、ケール)


その他のカルシウム豊富な食品:
ごま、アーモンド
豆腐、納豆
小松菜、チンゲン菜
桜えび、煮干し


これらの食品は乳製品よりも吸収率が良い場合もあり、日本人の体質により適しています。


段階的な乳製品除去プログラム


第1週:明らかな乳製品をカット

牛乳、ヨーグルトを控える
症状の変化を詳細に記録


第2〜3週:加工食品もチェック

成分表示の「乳成分」を確認
パンやお菓子を控える


第4週以降:完全除去テスト

すべての乳製品を一時的に除去
体調変化を総合的に評価
水分補給の重要性: 乳製品を控える際は、1日1.5〜2リットルの水分摂取を心がけ、腸内環境の改善を促進しましょう。


改善事例
50代女性(松山市在住)

症状:慢性腰痛、腹部膨満感、下痢
アプローチ:乳製品除去+整体による筋膜調整
結果:2週間で胃腸症状軽減、1ヶ月で腰痛大幅改善


40代男性(愛媛県内在住)

症状:坐骨神経痛、慢性的な疲労感
アプローチ:乳糖不耐症を考慮した食事改善+整体治療
結果:3週間で足のしびれ軽減、2ヶ月でほぼ症状消失
改善効果の実感時期

※個人の体験に基づく情報です。効果には個人差があります。


3〜7日: 腹部症状の軽減、ガスの減少
2〜3週間: 全身の軽さ、疲労感の改善
1〜2ヶ月: 腰痛・坐骨神経痛を含む炎症症状の軽減


重要な注意事項
※本記事は一般的な情報提供であり、医学的診断や治療の代替ではありません。乳糖不耐症と腰痛の関連については、まだ研究が限定的な分野もあります。


以下の方は必ず医師にご相談ください:


重篤な消化器症状のある方
栄養不足が心配な方
妊娠中・授乳中の方
成長期のお子様
基礎疾患をお持ちの方
緊急受診が必要な症状:


血便、発熱、体重減少を伴う消化器症状
足のしびれや筋力低下が急速に進行
排尿・排便のコントロールができない


まとめ
愛媛・松山で腰痛・坐骨神経痛にお悩みの方へ。日本人の約70~80%が乳糖不耐症であるという事実は、私たちが当たり前だと思っている食習慣を見直すきっかけとなります。


腰痛・坐骨神経痛を含む原因不明の不調に悩んでいる方は、一度乳製品を控えてみることで、意外な改善を体験するかもしれません。カルシウムは乳製品以外からも十分摂取できます。


日本人の体質に合った食生活と整体による総合的なアプローチで、根本的な体質改善を目指しましょう。


愛媛・松山で専門的なサポートをお求めの方へ
食事指導を含めた総合的な腰痛・坐骨神経痛の整体治療をご希望の方は、腰痛・坐骨神経専門の当院までお気軽にご相談ください。
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