腰痛専門 m's整体院

Cases 腰痛ブログ

2025.11.01

砂糖の摂りすぎは痛みを及ぼす

愛媛県松山市唯一の腰痛専門整体院
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慢性腰痛の隠れた原因:砂糖の摂りすぎが痛みを誘発するメカニズム
砂糖の摂りすぎは痛みを誘発します
「甘いものをやめられない」「慢性腰痛がなかなか改善しない」「原因不明の痛みが続く」…そんなお悩みはありませんか?


実は、毎日摂取している砂糖が、あなたの腰痛を悪化させている可能性があります。砂糖の摂りすぎは痛みを誘発します。


砂糖が痛みを引き起こす4つのメカニズム


その理由
①砂糖(特に精製された糖分)を摂取すると血糖値が急上昇し、それに伴いインスリンの分泌が増加します。これが繰り返されるとインスリン抵抗性が高まり、炎症を引き起こすことがあります。

血糖値の「ジェットコースター」状態は、血管内皮を損傷し、活性酸素を大量に産生します。この酸化ストレスが全身の炎症レベルを押し上げ、慢性腰痛の悪化につながります。



②過剰な砂糖摂取は、体内で炎症性サイトカイン(炎症を促進する物質)の分泌を刺激し、炎症を悪化させる可能性があります。


主な炎症性サイトカイン(TNF-α、IL-6、CRPなど)が過剰に分泌されることで、筋肉や神経周辺の炎症が慢性化し、
腰痛や坐骨神経痛の症状を増強させます。


③砂糖の過剰摂取は、腸内の悪玉菌を増加させ、腸内環境の乱れを招きます。腸内環境が悪化すると腸のバリア機能が低下し、全身に炎症が広がるリスクが高まります。

「リーキーガット症候群」により、本来血中に入るべきでない毒素が全身に回り、慢性炎症を引き起こします。腸は「第二の脳」と呼ばれ、全身の免疫機能と密接に関わっているのです。


④砂糖の多い食事は肥満を引き起こしやすく、脂肪組織が増えることで慢性的な炎症が進行することが分かっています。

内臓脂肪から分泌される炎症性物質(アディポサイトカイン)が、腰痛を含む関節・筋肉痛を悪化させる要因となります。


避けるべき砂糖食品
お菓子、ケーキ、ジュースなど砂糖は危険ですので腰痛のある人は節制です


明らかに危険な食品:

お菓子(クッキー、チョコレート、キャンディ)
ケーキ、アイスクリーム、和菓子
ジュース、清涼飲料水、エナジードリンク
菓子パン、デニッシュ


隠れた砂糖食品:

調味料(ケチャップ、ソース、ドレッシング)
加工食品(カレールー、シチューの素)
缶詰(果物、豆類の甘煮)


成分表示で「果糖ブドウ糖液糖」「異性化糖」「コーンシロップ」もチェックしましょう。

段階的な砂糖断ちプログラム


重要な注意事項
※本記事は一般的な情報提供であり、医学的診断や治療の代替ではありません。効果には個人差があります。


以下の方は必ず医師にご相談ください:

糖尿病の方
妊娠中・授乳中の方
成長期のお子様
摂食障害の既往がある方


まとめ
慢性腰痛の改善において、砂糖の制限は見過ごされがちですが、体内の炎症レベルを下げる重要なアプローチです。高価な治療やサプリメントに頼る前に、まず食生活を見直すことで、根本的な腰痛改善につながる可能性があります。


専門的なサポートをお求めの方へ
食事指導を含めた総合的な腰痛治療をご希望の方は、腰痛専門の当院までお気軽にご相談ください。
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