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2025.10.27

白米は砂糖と一緒じゃない

愛媛県松山市唯一の腰痛専門整体院
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慢性腰痛改善の食事法:白米と砂糖の違いを理解した正しい糖質制限
白米は砂糖と一緒じゃない
「糖質制限で腰痛を改善したい」「白米を抜いているのに体調が悪化した」「何が正しい糖質制限なのかわからない」…そんなお悩みはありませんか?


糖質制限で白米を抜く人がいますが、絶対やめた方がいいです。


今回は、白米と砂糖の根本的な違いと、腰痛改善に効果的な正しい糖質制限法について解説します。


白米と砂糖の決定的な違い
理由は白米と砂糖の吸収のされ方が別だからです
同じ「糖質」でも、体への影響は全く異なります。


米のデンプンの吸収メカニズム: 米のデンプンは小腸でゆっくり吸収されて血糖値も緩やかに上昇していきます


デンプンは多糖類(複合糖質)
消化酵素により段階的に分解
小腸で時間をかけて吸収
血糖値は緩やかに上昇
砂糖の吸収メカニズム: 砂糖は口腔粘膜ですぐに吸収されて血糖値がズコーんって爆上がりします


ショ糖は二糖類(単純糖質)
口腔粘膜から即座に吸収開始
胃や小腸でも急速吸収
血糖値が急激に上昇
血糖値の急変動が腰痛に与える影響
炎症レベルの上昇が慢性腰痛を悪化させる
血糖値の「ズコーん」という急上昇は、体内で以下の悪循環を引き起こします:


血糖値急変動→体内炎症→腰痛悪化のメカニズム:


インスリンの過剰分泌による膵臓負担
体内の炎症性物質(サイトカイン)の増加
血管や筋肉組織への酸化ストレス
自律神経の乱れによる筋肉緊張
結果として慢性腰痛の悪化
本当に制限すべき糖質
糖質制限するならケーキ、お菓子、アイス、団子、和菓子、フラペチーノ、パン、ジュースこれらをやめてください


即座に血糖値を上げる危険な糖質:

お菓子・甘味系:

ケーキ、クッキー、チョコレート
アイスクリーム、和菓子、団子


飲み物系:

フラペチーノなどの甘い飲み物
ジュース、清涼飲料水
加糖コーヒー、エナジードリンク


主食系:

パン(特に菓子パン)
精製小麦を使った麺類
これらは血糖値を急激に上昇させ、体内の炎症レベルを高めて慢性腰痛を悪化させる可能性があります。


砂糖摂取過多のサイン
分かりやすく症状として何もしてないのに鼻血が出る人は砂糖の摂り過ぎですよ
砂糖の過剰摂取は様々な症状として現れます


体からのサイン:

鼻血が出やすい(血管の脆弱化の可能性)
疲れやすい、だるい
イライラしやすい
集中力が続かない
午後に強い眠気
甘いものがやめられない
これらの症状がある方は、砂糖の摂取量を見直すことで腰痛を含む様々な不調が改善する可能性があります。


※鼻血の原因は複数考えられるため、頻繁に出る場合は医療機関にご相談ください。


正しい糖質制限の実践法
段階的な改善プラン:

第1週:甘い飲み物を完全カット

ジュース、缶コーヒー → お茶、水
フラペチーノ → ブラックコーヒー


第2〜3週:お菓子・デザートを制限

ケーキ、アイス → 果物(適量)
チョコレート → ナッツ類


第4週以降:パン類の見直し

菓子パン → おにぎり
食パン → ご飯と味噌汁


理想的な食事構成:

主食: 白米(適量)
主菜: 魚、鶏肉、卵、豆腐
副菜: 野菜、海藻、きのこ
汁物: 味噌汁、スープ


改善効果の実感時期
3〜7日: 血糖値の安定、午後の眠気軽減
2〜3週間: エネルギーレベルの安定、疲労感の軽減
1〜2ヶ月: 腰痛を含む慢性症状の改善


重要な注意事項
以下の方は必ず医師にご相談ください:

糖尿病の方
妊娠中・授乳中の方
成長期のお子様
摂食障害の既往がある方
※本記事は一般的な栄養学の知見に基づく情報提供です。個人の体質や症状により適切な食事は異なります。


まとめ
慢性腰痛の改善において、白米を敵視する必要はありません。問題は砂糖や精製された糖質にあります。白米は砂糖と一緒じゃないことを理解し、本当に制限すべき糖質を見極めることで、健康的で持続可能な食生活を実現しましょう。


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